Code for America のメーリングリストを見ていた所、犯罪データや交通事故情報のオープンデータのビジュアライゼーションでいくつか面白いサイトが紹介されていました。いくつか紹介させていただきます。
オープンデータに突き進んでいる米国政府では様々なデータの公開を積極的に始めていますが、その中には犯罪や交通事故のデータも含まれています。日本では、県警のデータのオープン化されるのは、はたしていつになるでしょうか。
シアトル
データ
シアトル版 data.gov である、data.seattle.gov に警察のインシデントデータが公開されています。
Seattle Police Department Police Report Incident
アプリケーション
上記データから作られたチャートやマップがいくつかあります
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Crime Bar Chart バーチャート
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Crime Map 地図
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Crime Breakdown Chart ブレークダウンチャート
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Crime Treemap ツリーマップ
シカゴ
データ
シカゴ版データポータル、data.cityofchicago.org に、2001年から現在までのデータが登録されています。
アプリケーション
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Crime Patterns in Chicago 犯罪の起きる時間帯や種類、地域特性などをインフォグラフィックで表現したもの
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Crime in Chicago, Open City 地域ごとに、犯罪の多い時間帯の比較が可能
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Crime in Chicago, Chicago Tribune 地域ごとの犯罪発生率を地図などで表現
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CrimeStep 地図上で From, To を選ぶと、その経路の周辺でどれくらい犯罪が起きているかを表示
サンフランシスコ
アプリケーション
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San Francisco Crimespotting 地図上で、どのような犯罪が発生しているかを時系列で見れるツールデータのありかを調べる時間が無かったが、San Francisco Police から取得している模様。www.datasf.org にあるのかもしれない。
ニューヨーク
アプリケーション
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Murder:New York City New York Times が公開している、殺人事件発生マップ
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CrashStat 交通事故発生状況を地図上に表示
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CrashMapper 交通事故発生状況を地図上にヒートマップで表示。オープンソース。データはNYPDの公表データ を利用
その他
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Crime Maps 米国全体の犯罪を地図上で表現。データはSpotCrime というところから入手している。SpotCrimeは警察発表情報などから独自に集めた情報をアグリゲーションして提供している